こんにちはmonoconです。
皆さん、何かを始めるとき、下調べをしてますか?
例えば、人生初のスノーボードに行くことになった、となれば、どういう準備をしておくべきかを調べますよね。
何を持っていけば良いのか?行き先のゲレンデはどんなところなのか?
ギアは買うべきか?レンタルすべきか?
買った場合、何回行けば元がとれるかな?
いや、そもそも一回で懲りちゃうかもしれないから、まずはレンタルが良いかな?
などなど、色々考えるし、調べますよね?
あ、私は家を建てようと思ってるんですけど、いろいろ調べましたよ。
そうですよね?デザイン事務所に依頼するのか、ハウスメーカーにするのか。
ハウスメーカーにしても色々特色がありますから、それぞれの強みは何か?
はい、どこに依頼すれば自分たちの生活を最も豊かにしてくれるかな?という観点でかなり下調べはしています。
大きな買い物ですから、よくよく調べてから判断したいですよね。
しかし、世の中には下調べをほとんどしていない人が多いのも事実です。
今は本当に便利な時代で、インターネットでも本でもちょっと調べればすぐに(時に専門的にですらある)知見が手に入ります。
にもかかわらず、ほとんど調べない人が本当に多い。
これは少しもググっていない人だけの話ではないです。
ググっても表面的な部分だけをみて全てを知った気になったり、偏った意見に振り回されたりする人も同様です。
私からすれば何も知らないまま未知の世界に飛びこむのですから、本当に勇気があるなぁと感心してしまいます。
でも、中には調べ方がそもそもわからない人もいるんじゃないですかね?
僕も自分ではできているつもりでも、実は表面だけをなぞっているだけかもしれません。
なるほど、それはあるかもしれないですね!
では、本日は下調べのコツについてお話ししましょう。
今回のポイント!
当エントリーを読んで欲しい人
- 新しいプロジェクトに取り組もうとしている人
- 物事をできるだけ円滑に進めたい人
当エントリーを読むべき理由
- 合理的に仕事を進めることを得意とする筆者が心がけている下調べのコツをご紹介している
下調べには目的を意識しよう
さて、そもそも下調べの意味とはなんでしょう。
ある物事に対する知見を身につけることですかね?
そうですね。ただ、ここで重視したいのは程度です。
先ほども初めてスノーボードに行く場合の下調べについて例を挙げましたが、ここてすべき下調べとして、スノーボードの歴史や、創始者、全てのブランドとその歴史、経営者、所属する全てのプロライダーとその戦績…などなど全てを知る必要は明らかにないですよね。
大切なのは目的が何かということです。
もちろん知識はあるに越したことはないですが、何でもかんでも吸収すれば良いというものではありません。時間にも限りがありますからね。
スノーボードに行く、となれば最低限滑るために必要な道具の情報をあつめ、滑り方の基本を少し動画で見たり、雪山までは小旅行になりますから、道中気をつけることなどを知っておけばとりあえずは十分です。
あとは偏った意見じゃないことも大切です。
人は信じたいことしか信じない生き物なので、反対意見やその根拠もしっかり確認して自分なりの考えを身につけていきましょう。
これらを踏まえて、意識すべきことをまとめると、以下4点になります。
- ①広く様々な意見を取り入れる
- ②目的達成に必要な知識であること
- ③情報の根拠を確認する
- ④自分の意見として確立させる
重複になっちゃうので、簡単にだけ説明します。
①広く様々な意見を取り入れる
偏りのある意見は判断を誤らせます。
素人玄人の区別なく、できるだけ多くの情報を集めるようにしましょう。
②目的達成に必要な知識であること
何でもかんでも情報を全て吸収する必要はありません。
目的を達成するために必要な知識だけをピックアップして収集しましょう。
まずは広く浅くで大丈夫です。
③情報の根拠を確認する
ただ、集めた情報が確からしいことを確認しないといけません。
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉があるように、浅い経験をベースに思い込みで情報発信しているケースも多いからです。
それが自分の信じたい情報であれば、ついそれを根拠にしたくなってしまうのも人情ですが、そこはグッと堪えて、根拠が薄弱なものは情報として重要視しないようにしましょう。
④自分の意見として確立させる
最後に、集めた情報をもとに自分の意見に昇華させてみましょう。
収集した情報が足りない場合は話が成立しないです。
矛盾がたくさん生まれていたり、情報として不足している部分が多く見えるはずです。
私は人に説明している体で、一通り説明してみたりします。
独り言ですか?
はい、独り言です。妻には気持ち悪がられます笑
さて、いかがでしたでしょうか。
こうして何かを始める前に下調べをしておくと、その道の経験者とも対等に会話ができるようになりますし、仕事であってもスムーズに進みます。
私のようなコンサルタントは特にこういう地味な作業がとても大切で、新たなプロジェクトにアサインされるたびに関連書籍をたくさん買ってきて、必要な部分を斜め読みして、まずは知識の土台を作るようにしています。
コンサルへのジョブチェンジを考えている人は(もちろんそうでない人も)特に重要なスキルなので、上手な下調べを身につけてみてください!
では本日は以上となります。
また次回、お会いしましょう!
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