成果物が評価されない人は要チェック!オーダー通りの成果物を作って評価をあげよう。

こんにちはmonoconです。

仕事をしている以上、 成果物の出来不出来はその評価に直結 します。

当然、向上心のあるビジネスパーソンのみなさんは成果物のクオリティを上げようと日々工夫を重ねられているかと思います。

しかし、提示した成果物がいつも評価されなかったりベクトルのずれを指摘されてしまうことはありませんか?

もしかしたらそれはオーダーの意図とずれる成果物を提出してしまっているかもしれません。

どんなに美しく奥行きのある成果物を作成したとしても、それが 要件を満たしていなければなんの意味もありません よね?

ということで、本日は、成果物が評価されない原因対策についてお話したいと思います。

何故ズレた成果物ができてしまうのか

オーダーした側からすれば、「サッカーの戦術についてまとめてほしい」というオーダーに対し、「カーリングの戦術について」のまとめが出てきたら、「ちょっと、要らないな」と思うのは当然ですよね。

このような例えを見ると、「大袈裟な!」「そんな人はいないよ。」と思われるかもしれませんが、 このような不思議な状況がビジネスの現場ではちょくちょく発生している のです。

実際、私もよく目の当たりにします。

このような状況は何故発生してしまうのでしょうか。

これは、以下2点が原因と言えるでしょう。

  1. ①発注側の言葉足らず
  2. ②受注側の確認足らず

①発注側の言葉足らず

人はそれぞれ他人ですから、理解している内容や、特定の単語から受ける印象は異なります。

発注者は、相手がどこまで理解しているかを完全に理解することは不可能なので、受注者が「わからない」や「イメージがつかない」と声を上げない限り、正しく理解されているものとして認識されてしまいます。

受注側はこれを理解しておかないと、発注側の意図を汲み取りきれないことになりますね。

②受注側の確認足らず

発注者の言葉や説明が明らかに不足しており、理解できない場合はまだ良いですが、単純に単語や状況の理解のずれがあるのみで話自体は理解できてしまった場合、(理解はできているが、発注者と受注者間で認識齟齬がある場合)やはり成果物がオーダー内容とは盛大にズレることになります。

「ズバリ成果物」の作り方

オーダーに対して、要件通りのど真ん中の成果物を 「ズバリ成果物」 と呼ぶことにします。

ズバリ成果物が出てくるとオーダーした側としては大変気持ち良いです。

こんな成果物が一度で出てきたら、発注者は受注者のことを「なんで優秀なんだろう」「使える!」「手元から離したくない」「契約延長!」と思うことは間違いありません。

ビジネスパーソンの本懐ですね。

では、ズバリ成果物を作るためにどのようなことを気をつけたら良いでしょうか。

以下3点に気を付けてみてください。

  1. ①背景を正しく理解しているか
  2. ②発注者と認識齟齬がないか
  3. ③成果物のクオリティは十分か

①背景を正しく理解しているか

まずは、背景を正しく理解しましょう。

背景を知るとスタートとゴールが見えます。

スタートとゴールが見えることで、オーダーの「こころ」がわかります

そのため、要件を逸らすことがなくなりますし、痒い所に手が届く成果物を作れることにもつながります。

もし、オーダーを受ける際、発注者が背景について教えてくれなければ聞くようにしましょう!

あるいは、共通認識的な背景だとしても、「こういう背景からのお話ですよね?」と確認することで、認識の齟齬が出ないようにしていきましょう。

②発注者と認識齟齬がないか

発注者のオーダー内容がしっかり理解できたと思っても、実はお互いの理解に齟齬があることはしばしばあります。

オーダーを受けたら、その内容について反復して、理解に齟齬がないか確認していきましょう。

特に 暗黙の了解の部分については要注意 です!

また、あなたがもし発注者である場合、言葉の不足がないか、前提や単語の理解が受発注者で、お互い同じであるかの確認を取るようにしましょう。

③成果物のクオリティは十分か

さて、これはプラスアルファとして捉えていただければと思いますが、せっかくオーダーの要件を充していても、何を表現しているかわからなかったり、辻褄の合わない資料であってはもったいないですよね。

資料が「ストーリーとして成立しているか」「辻褄が合っているか」をきっちり確認する習慣をつけましょう。

自分で作った資料は理解できて当然ですので、同僚や先輩などに見せ、理解できるかどうか適宜確認しましょう。


さて、本日は以上となります。

成果物の出来不出来は、あなたの評価にもっとも重要な影響をもたらしますので、しっかり取り組んでいきましょう。

また、 オーダーを理解する力としての文脈の理解、については本を読むことで、ある程度鍛えられます。

インプットは常に心がけましょう。

参考までに私が利用しているツールやサービスをご紹介しますので、参考にしてみてください。

ではまた次回お逢いしましょう!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA