心配事があると、パフォーマンス低下を招く。心配事を取り除く方法をご紹介!

こんにちはmonoconです。

どんなに社会が発達しても、どんなに個人的に成功しても、我々は人間ですから、出くわすトラブルや、見通しのつかない状況に対して、どうしても心が不安定になってしまうものです。

こういった心配事を抱え続けるのは、苦しいですよね。

ということで、本日は心配事を一瞬でリセットする方法についてご紹介できればと思います。

心配のメカニズム

心配事がある状態についてはすでに科学的にある程度わかってきています。

心を配ると書いて心配ですし、「心」の問題であることには間違いないのですが、心と脳は密接につながっているので、心の問題は脳に答えがあるわけです。

では、脳内でどのような変化が発生しているかというと、苦しい時は、ノルアドレナリン、アドレナリン、コルチゾールが分泌され、楽しい時にはドーパミン、エンドルフィン、セロトニンが分泌されている のだそうです。

この分泌をコントロールできれば、心配事は解消していくわけです。

事象が不安を作ると言うよりは、特定の出来事に面した際、それを脳がどう捉えるかで、楽しいのか苦しいのかが変わってくるということですね。

そうですね、同じ仕事、同じ上司でも楽しそうにやっている人と、苦しそうにやっている人がいるのはそのせいなのです。

参考»不安とうまく付き合って、メンタルを安定させよう!

心配事が膨らみすぎることのデメリット

さて、心配事が膨らむことのデメリットについても少し触れておきたいですが、単純に辛いというのが最大のデメリットですよね。

私も心配事はさっさと解消して、すぐに楽になりたいです。

ビジネスパーソンとしては心配事から視野が狭くなってしまうという大きなデメリット もあります。

心配事で頭がいっぱいになり、他のことが目に入らなくなってしまう状態です。

こうなると、本当はすぐそばにある解決策にも気づけなかったり、心配事で気もそぞろとなりミスを連発してしまったり、仕事上の大きな過失にもつながりかねません。

しかし、実際には俯瞰して見てみると、今の苦しみはほんの小さなものだったりもするのです。

自分の一日を客観的に眺めてみてください。必ずどこかに楽しさがあるはずです。

楽しいことがかけらもない人なんて世の中にはいないのです。

まずはこの意識を持つようにしましょう。

思い詰め過ぎないようにするのが大切、ということですね。

心配事の解決方法

さて、最後に心配事を一瞬で消し去る方法についてご紹介したいと思います。

ただし、前項で述べたように、視野が狭くなっている場合にはこの意識まで到達できませんので、どうか苦しい時にも活路はあると信じるようにしてください。 その上で、以下3点を試してみてください。

その上で、以下3点を試してみてください。

  1. ①解決できるかできないかを見極める
  2. ②楽しいことを想像する
  3. ③今できることに集中する

① 解決できるかできないかを見極める

まずはその心配事が解決できることなのかどうかを見極めましょう。

それによって対処方法が変わってきます。

簡単な見極め方は、それが、過去や他人に関する苦しみなのかどうかです。

過去にすでに起きてしまったことや、他人の性格などに起因する苦しみである場合自力で解決することはできません。

我々はタイムマシンを持っているわけではありませんし、他人のパーソナリティを変えたり、どこかに自由自在に左遷させる力を持っているわけではありませんから。

なので、こういう問題に対しては、対症療法で対応しましょう。

根本解決は考えるだけ無駄ということですね。

過去の出来事については、未来に挽回することを考えましょう。

「あれは自分を成長させる糧であった。」

「誰しも人知れず苦しい過去を持っているはず。」

「それを乗り越えて素晴らしい人格や能力を身につけたのだ。」

考えを切り替えるようにしましょう。

他人との関係も同様で、厳しい上司が自分の苦しみの原因であれば、

「厳しさは愛情である。」

「この厳しさも自分を成長させる糧である。」

プラスの考え方にシフトしてみましょう。

すっと胸が楽になるかと思います。。

次に、根本解決できそうなものについてですが、これについては、根本解決できる解決策を探してみましょう。

今は、書籍も自宅にいながら読むことができますし、ブログやYouTubeを少し検索してみるとたくさんの解決策が見つかるはず です。

今すぐ根本解決できなくとも、「なんとかなりそうだな」という見通しが立つだけでも心は急激に軽くなりますので、まずはググってみましょう!

それでも解決できなければ、専門家の意見を求めるなどすれば解決の糸口は見えてくることも多いですから、専門家に頼るのも有効な手段です。

また、日々読書による知識の積み上げをしておくことも有効です。

心配事が発生した時に、多くの引き出しがあると「あ、これはあのケースだな」とあたりをつけやすくなり、解決までのスピードが上がります。

②楽しいことを想像する

苦しい時はなかなかできないかと思いますが、頑張って、楽しいことや、10年後の成功した自分を想像してみましょう。

紙に書き出してみても良いです。

人間は楽しいことをイメージするだけで、免疫力がアップしたり、ストレスへの耐性が増す そうです。

一方で、苦しいことをイメージすると頭の中が苦しいことで満たされるため、ストレスが増すのだそうです。

実際、カリフォルニア大学での実験でも、楽しいことをイメージするか、苦しいことをイメージするかで、免疫細胞の数や活性にまで影響が出ることが証明されています。

大事なことは、 ストレスの本当の原因は脳内にあり、身の回りで起こっていることではない ということです。

それをどう捉えるかによってストレスとなるか、ならないかが変わってくるのです。

私も若い頃ストレスを感じるたびに、その仕事を辞めて、自分で起こした会社で成功している自分を想像していました。
それだけで、すっと楽になるので不思議でしたが、こういう理由なんですね。

③今できることに集中する

心配事があると、いますぐ抜本的に解決したい欲求にかられますが、それは必ずしも現実的ではありません

①で述べたように、抜本的に自分で解決できないこともありますし、なんとかなりそうだということがわかってもそれが今できるとは限りません

未来のことは「時が来たらやろう」と思うくらいで、今何ができるかに集中するようにしましょう。

今から未来にかけて、何をどうしたら解決するのかが見えたら、心配事は頭の中からだいぶ消えているはずです。

あとは今できることを淡々とこなすだけです。

また、解決の道筋が見えなかったとしても、「今日のことじゃない」開き直るのも良いです。

ネット上で解決策が見つからず、「明日専門家に聞きに行こう」と思っても、夜悶々としてしまうのはわかります。

でも悶々としてもしなくても結果は同じですからね。

確かに、なるようにしかなりませんもんね。


さて、いかがでしたでしょうか。

不安は早く消し去りたいですから、不安が生じたら、適切に処理していく習慣を身につけると良いですね!

では、また次回お逢いしましょう。


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