こんにちはmonoconです!
仕事をする中で、「変な依頼を受けて困ったなー」、と思った経験ありますよね。
何を目的としているのかよくわからない依頼だったり、それ、私に依頼します?と聞き返したくなっちゃうような依頼だったり。。
はっきりいって、ストレスですよね。。
ということで、今日はそんな時どうやって対処したら良いかについて、お話したいと思います。
今回のポイント!
当エントリーを読んで欲しい人
- 上司が無茶振りの常習犯で困っている人
- 無茶振りされたとしてもうまく乗り切るスキルを身につけたい人
当エントリーを読むべき理由
- 無茶振りをうまく乗りこなす技術が身につく
- 無茶振りでストレスを溜めず、心穏やかに仕事をすすめるメンタリティが身につく
- 筆者が実践しているコツをご紹介しており、誰でも真似ができる
困った依頼を出す人たち
そもそも、なんで「あの人たち」は、困った依頼をしてくるんですかね。。
私の経験から大体のケースで言えることは
「依頼者が、依頼内容を全く理解していない。」
ということですね。大体以下3パターンに大別できます。
- ①依頼者がそれなりのポジションだから、詳細を理解する必要がない。
- ②依頼者が面倒がって、理解するつもりがない。
- ③依頼者が理解する能力を有していない。
①の場合、なかなか無下にもできず、どうしようか悩んでしまいますが、いずれにせよ、 依頼者が内容を理解していないから、指示が曖昧で、受け取った側が本当に困ってしまう んですね。
一体何を依頼されているんだろう。。何をすれば良いのだろう。ってことよくあります!
謎すぎる依頼を撲滅していきましょう!
無茶振りへの対処法
では、コンサルとして 毎日バリバリ困った依頼を受けて捌いている私が 、無茶振りへの対応方法についてご紹介していきます。
依頼ごとですから、まずは「受ける」か、「断るか」の2択です。
困った依頼を受ける時
まずは、依頼を受けるケースですが、依頼を受けるなら、 その後対応していく中で困らないようにしたい ですよね。
まずは、依頼を整理することが大切です。
何を求められているのかな?を知ることですね。
このためには 依頼された背景について知ることが重要 です。
依頼された背景を踏まえつつ、以下手順で依頼を遂行していきましょう!
①ざっくりどういう依頼なのか仮説を立てる。
渡された資料や、依頼のメール、言動など全ての情報から、わかる範囲で依頼事項を理解して仮説を立てます。
「〇〇という背景から、おそらく□□の情報が欲しいのだろう。だから、この依頼は△△を××すれば良いのだな。」
というくらいのざっくり感で大丈夫です。
②詳しそうな人に片っ端から声がけして、ヒントを集める
似たような対応をしたことがありそうな人や、長老的な人など、少しでもヒントをくれそうな人にどんどん声がけしてヒントを集めましょう。
注意:質問が丸投げだと面倒がられて、ちゃんと答えてもらえません。簡潔に、どういう依頼があり、こういうことを知りたい、と的を絞った質問をしましょう。
③現状を整理
①で立てた仮説を②で裏取りし、アップデートしたら現状を整理します。
②までは推測(Guess)がメインでしたが、ここでは事実(Fact)を集めていきます。
ここで、スタート地点がひとまず固まります。
④最終成果物を設定
スタート地点が固まったら、次はゴール地点を決めます。
どういう成果物を作成すれば良いか、仮説に則って想定していきます。
⑤計画策定
スタート、ゴールが見えたら、どうやって進めるか、アプローチを考えます。
ゴールからの逆算で、
ゴールを達成するには、(A)が必要だな、(A)を達成するには(B)が必要か。。
など、スタートからゴールまでの道筋を立てていきます。
さらに、プロジェクト化するのであれば、プロジェクト計画を立案します。
⑥計画と成果物イメージを依頼者に報告し、承認をもらう
ここまでできたら、依頼者(責任者)に成果物及び計画について承認を得ます。
本来はもう少し前のタイミングで計画のラフスケッチをもとに、承認を得ておきたいところですが、依頼者が理解していない場合は、ここまでお膳立てした上で持っていかないと、時間の無駄になります。
ということは、進め方を間違っていたら時間の無駄ということでですね。
その通り。なので、事前の調査がとても大切なんです。
確信を持って進められるようにしたいですね。
なお、承認はメールなど、証跡として残る形でとりましょう。
後あと、「知らない。そんな許可出してない。」
と言われかねないので。。
⑦計画推進
承認を得たら、計画に沿って進めていきます。
ただ、手探りのところも出てくると思うので、問題が出たらすぐに再度状況を整理して、計画を修正して、承認を取りながら進めていきましょう。
困った依頼を断る時
さて、続いては依頼を断る時ですが、角が立たないように断りたいものです。
特に、ある程度のポジションの方からの依頼である場合、断るのに躊躇してしまいがちです。
私が良く使う断り文句、第一位✨はこれです。
「現在抱えているタスクの工数が多く、対応しきれません。」
一番無難な断り文句ですね。
ただし、ある程度事実でないと、バレるので、注意して下さい。
第二位は
「契約内容で定められているスコープ外なので対応しかねます。対応するなら、別途契約締結をお願いします。」
です。
フリーで業務委託契約を根拠に働いている場合しか使用できませんが、法を根拠にすれば相手は引くしかありません。
とはいえ、ビシッとシャットアウトしちゃう形になるので、間に人を挟むとベターです。
第三位はこれです。
「スキルアンマッチでご満足いただける成果物がお出しできないかもしれません」
本当はできますから、心情的にはあまり言いたくはないです笑
一位、二位の言い訳が使えない場合、基本的には受けているのですが、どうしてもリスキーだな、と思う依頼はこうやってお断りさせていただくこともあります。
ほとんど使わないですけどね。
さて、本日は以上です。
さて、今日は困った依頼をどう料理するかについて説明しましたが、 受けるも断るも自由にできるのは、フリーランスならでは かもしれません。
ただ、 本当はできないことってひとつもない んですよね。
考え方一つで、大体のことはこなすことができます。
スキルがないなら、ある人を使えば良いですし、自分に時間がないなら、人を増やせば良いだけですから、できないという答えは基本的にはなくなります。
会社員として働いているうちは、なかなかこういう考え方には辿り着きづらいかもしれませんけどね。
まずは、見識を深め、世界を広げ、自分が楽になる道を開拓していただければと思います。
経験が一番ですが、 経験を最大限活かすためにも、まずは本を読みましょう。
頭の中で受け皿がないと、経験も素通りしてしまいます。
最近は時間がなくてもインプットが捗るツールやサービスがたくさんあるので、どんどん活用しましょう!
今は昔ほどリスクを負わずに独立できる時代だと思います。
ぜひ、皆さんも会社である程度の経験を積んだら、 フリーランスの世界に羽ばたいてみてください。
案件を紹介してくれるサービスもたくさんありますから、本当にリスクは少ないと思っています。
物心両面で、とても人生が豊かになること請け合いです。
ではまた次回、お逢いしましょう!
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