こんにちはmonoconです。
今日は リーダーに新任された方向けに気をつけるべきこと などを、お話ししたいと思います。
ここで言うリーダーは、5人程度のチームのリーダーをイメージしていますが、人数が多くなってもマネジメントの基本は一緒ですので、より多くのメンバーを束ねる立場の方にも一読の価値があるものになっていると思います。
今回のポイント!
当エントリーを読んで欲しい人
- マネジメントに悩んでいる新米リーダー
- マネジメントをより極めたい全ての管理者
当エントリーを読むべき理由
- マネジメントに関するコンサルタントである筆者が、新米のリーダーでも理解しやすいようにマネジメントについて説明している
リーダーに任命される、とは
リーダーに任命された方、おめでとうございます。
重責からストレスを感じている人もいるかと思いますが、 あなたの働きぶりが評価された結果 です。
もしかしたら、中には自分ではなぜ選ばれたか分からず、「該当者がいないから適当に選ばれたのでは?」などと訝しんでいる方もいるかもしれません。
しかし、より上位でマネージメントする立場になればわかると思いますが、 大切なのは組織を運営して、利益を出すことなので、適当な人選などするはずもない のです。
相対的に見て、あなたがリーダーに相応しいと言う判断があったから任命されたということに他ならない、ということを心に刻んでください。
まずは喜び、堂々と振る舞いましょう。
これまでとの違いへの戸惑い
とはいえ、何をして良いか、どう振る舞うべきか分からないですよね?
私も初めてリーダーに任命されたときは、本当に戸惑いました。
というのも、前任のリーダーは体育会系でグイグイ行く感じで、精神論者で、私とは真逆。なんなら非常に苦手なタイプでした。
当時所属していた会社は、企業文化的にもそういうタイプのリーダーが多く、「とても、自分はああいうリーダーにはなれそうもない」と最初は少し暗い気持ちになったのです。
スタイルは千差万別
しかし、よく考えてみたら、悩むことはないのだと気づきました。
なぜなら、そのリーダーたちは赤字を垂れ流し、残業を美徳とし、メンバーはみんな疲弊している。
つまり、彼らにはリーダーとしての資質がないのではないか?と思い至ったからです。
リーダーに任命されるのは、 組織をまとめ上げ、会社の利益に貢献することを期待されてのこと であり、エゴイスティックに振る舞うことは、任命の意図に反すると気づいたのです。
もちろん体育会系のリーダーシップを否定しているのではありませんよ。
たまたま私の周りのリーダーたちが、体育会系スタイルで、結果を出していなかっただけです。
リーダーシップのスタイルは千差万別です。
リーダーごとにその固有のスタイルがあるともいえます。
大切なことは、 組織をまとめて目的を達成する、その牽引役を全うする ということです。
これを忘れないようにしてください。
リーダーとしての役回り
さて、リーダーの役回りについては、組織の統率及びその組織を率いての目的達成の牽引役であると、ご理解いただいた上で、具体的に何をすれば良いかについて説明したいとおもいます。
観点は以下3点です。
- ①率いる組織の存在意義を理解する
- ②メンバーに目的を理解させる
- ③適切に業務を遂行させる
それぞれの観点を解説していきます。
①率いる組織の存在意義を理解する
会社が部門を分けたり、部門内で課が分かれているのは、それぞれに異なるミッションがあるからですよね。
あなたのチームにも当然ミッションがあります。まずはそれを正しく理解しましょう。
例えば、とあるシステムの開発チームであれば、
「そのシステムを予算内で、要件を必要十分に満たし、納期までに作り上げる。」
というものがミッションになります。
それぞれチームが所属する課や、部の経営ポリシーがあると思うので、もし明確に分からなければ、上長に確認してください。
あと、ミッションで出てくる 予算や、達成目標値は全て定量的に把握するように してください。
数値でゴールや進捗を確認することがリーダーの役割となります。
②メンバーに目的を理解させる
チームの目的やミッションを理解したら、それをチームメンバーにも過不足なく理解させる必要があります。
チームが一枚岩で仕事をすることで、はじめて組織としてのメリットが生きてきます。
一枚岩でなければチームである必要がないですもんね!
その通りですね!
例えば週に一度開催するチーム会などで、チームのミッションを確認し合うなど、定期的にミッションを確認し合う機会を持ちましょう。
③適切に業務を遂行させる
チームが一枚岩になったら、後は目的達成に向かって邁進するのみです。
いつからいつまで、誰がどこで、何をどのように進めるか、計画をしっかり立て、進捗の確認も怠らずに、ゴールまで突き進みましょう!
計画の立て方や、計画遂行については以前のエントリーでも説明しているので、興味があればぜひどうぞ!
リーダーとして気をつけるべきこと
さて、最後に、リーダーとして気をつけるべきことを2点お話しします。
- ①ボトルネックにならない
- ②メンバーを叱責しない
①ボトルネックにならない
新任の時は特に、そうでなくてもみなさんヒーローがお好きですね。
リーダーたるもの、ヒーローでスーパースターであろうとし過ぎてしまいます 。
その結果、リーダーが業務を持ちすぎて、管理が疎かになったり、ボトルネックになります。
自分がやった方が早いから、とリーダーが業務を持ちすぎた結果、多忙を極め、結局チームとしての進捗が遅れるケースは散々見てきました。
リーダーはできるだけ業務は持たず、管理のみに心を砕きましょう。
自分が何かをやる、ではなく、チーム一丸で目的を達成することを目指しましょう!
②メンバーを叱責しない
人を動かすことはとても難しいです。
コミュニケーションもなかなか円滑にいきませんし、オーダーしたことが全然理解されていないなんてことは日常茶飯事です。
しかし、だからといってメンバーを叱責するのは愚策です。
なぜならば、メンバーにちゃんと伝えられなかったのはリーダーであるあなたの責任ですから。
メンバーはそれぞれ個性があり、理解力や遂行能力もまちまちです。
それらの特性をしっかり把握して、メンバーに合わせたマネジメントをしないと、いつまで経っても一人相撲です。
また、叱責をしてはならない理由は他にもあります。
叱責により メンバーを萎縮させたり、反発させることで、リーダーに情報が集まりづらくなります 。
特にバッド情報は早く入手して手を打ちたいところですが、また叱られるかも、とメンバーが情報をあげるのを躊躇してしまうのです。
こうなってしまっては管理者失格ですので十分に気をつけてください。
さて、いかがでしたでしょうか。
私も新任リーダーの頃は、なにかマネジメントの手掛かりになりそうなものを読み漁ったものです。
その結果、なんとかこれまで成果を上げ続けることができたのかな、と思います。
勉強が終わることはないですけどね。
皆さんもどうかしっかり学び、立派なリーダーとして羽ばたいてください!
イケてるリーダーになれたら、 会社でも評価されるし、フリーランスとして独立しても活躍出来ること間違いなし です。
では、また次回お逢いしましょう!
【絶対に失敗しない計画立案】プロジェクトを絶対に成功させるための計画立案方法をご紹介!
【打倒計画倒れ!】計画は正しく遂行してこそ意味がある。計画実行において気をつけるべきこと!
【人生激変】一年の計は元旦にあり。人生を変える、今年の行動計画!!