こんにちはmonoconです。
当ブログをお読みの皆さんは、会社など組織の一員として日々業務をこなされているかと思いますが、チームで働く時、チームの力を最大限発揮できるよう意識はしているでしょうか。
組織で仕事をするメリットはさまざまなスキルの人が集まってシナジー効果を発揮させることにあります。
この効果を最大化させるためには、チームのリーダーによるマネジメント能力は当然必要ですが、チームメンバーによるフォロワーシップの力も不可欠です。
リーダーの号令の元、一枚岩で目的達成に向けて邁進することができて初めて組織としての本領が発揮されるからです。
もし、チームメンバーがチームワークを無視してしまうと組織の力は当然弱まりますし、リーダーから見ても誰が協力的なのか、非協力的なのかはすぐにわかります。
当然個人評価にも結びついてきます。
ちゃんと仕事をしているのになかなか評価されないとお嘆きの方は、当エントリーをご参考に、一度チームへの関わり方を見直してみると良いかと思います。
ということで、今日は、フォロワーシップの高め方についてご紹介できればと思います。
今回のポイント!
当エントリーを読んでほしい人
- チームに所属しているが、どう振舞って良いか迷っている人
- 組織での自分の評価をさらに高めていきたい人
- チームリーダーなど管理者を目指す人
- マネジメントを最適化させたいチームリーダー
当エントリーを読むべき理由
- 筆者が若手の頃実践して、実際に評価を得ていたチームへの関わり方をご紹介
- 筆者がリーダーの時評価していたチームメンバーの働き方をご紹介
フォロワーシップを高めるために
フォロワーシップとは何か
フォロワーシップとはチームのパワーを最大化させるために、自主的にかつ、主体的にチームメンバーに働きかけ、支援する事を言います。
リーダーにはリーダーシップが求められる一方、チームメンバーにはフォロワーシップが求められます。
リーダーは導く人、フォロワーはついていく人という意味ですね。
そうです。なので、チームメンバーは皆さんフォロワーに位置付けられますね。
しかし、リーダーになるような方は意識も高く、リーダーシップについて学んだり、身につけたりするのですが、チームメンバーはまだそこまでの意識レベルに到達しておらず、フォロワーシップを高めることはおろか、認知すらされていないことが多いと思います。
なので、今このエントリーを読まれている方は、相当に意識の高いビジネスパーソンであり、おそらく今後リーダーなど、マネジメント側に回っていくことは間違いないでしょう。
リーダーとしてはフォロワーシップの高いメンバーが一人いてくれるとものすごく助かりますし、それだけに目立ちますので、評価は確実に上がります。
具体的な動き方
フォロワーシップの高い働き方、チームへの関わり方とはどのようなものとなるでしょうか。
ポイントは2点、積極性と、批判意識です。
積極性はわかりますけど、批判意識が必要なんですか?
はい、リーダーといえ、一人の人間です。全てを理解できているわけではないですし、打ち出した方針が、現場サイドから見たら的外れであることも往々にしてあります。
そんな時に、建設的な批判によって方向性を是正することがフォロワーに求められているのです。
なるほど、イエスマンになってしまっては良いフォロワーとは言えないということですね。
なので、リーダーも一人の人間で、限界があるということを知り、自分がサポートするぞ!という意識を持てることが、フォロワーシップの高い人に必要なメンタリティと言えます。
その上で、具体的に起こしたい行動は以下3点です。
- ①積極的な業務への関与
- ②忌憚のない意見交換
- ③方針をチーム内に理解浸透させる
①積極的な業務への関与
自分にできることを積極的に引き受けるようにしましょう。
リーダーが仕事を抱え過ぎていたり、業務の差配に困っているようであれば、積極的に手をあげていきましょう。
チーム内の業務がスムーズに流れるようになり、仕事がしやすくなりますし、チームへの貢献度をわかりやすく上げていくことになります。
また、その姿が、他のメンバーの模範になります。
②忌憚のない意見交換
リーダーの決定が合理的でなかったり、本質的でなければ、思うところを忌憚なく伝えましょう。
ただし、建設的な意見でないといけません。代案のないただの批判や、感情的な批判はリーダーを困らせるだけですし、あなたの評価も大幅に下がっていきます。
観点としては、チーム全体の最適化につながる提言であるかどうかです。
③方針をチーム内に理解浸透させる
チームメンバーの中には、チームの目的や存在意義を全く意識していない人も少なからずいます。
言われたことをやれば良いんだろ、的な意識で働いていると、現場でしか見つけられない小さな綻びを見落としたり、見つけても報告しなかったりと、思わぬところでチーム全体を大こけさせる原因を放置することになります。
こういった事態を防ぐためにも、チームの方針や、目的目標、ミッションなどをチーム内に浸透させていきましょう。
仰々しく伝えなくても良いのです。
会話の端端からそういう意識なんだな、と分かるような話し方をしていくだけで十分です。
「今回、こういう判断をしたけど、その根拠はチームのこういうミッションにある」
というように自分の判断の根拠や、考えのベースにチームのこういうミッションや目的がある、といちいち教えてあげるようにしましょう。
これを続けていると、あなたの動きを見て、みんなが真似をし出します。
いつの間にかフォロワーシップの高い人たちだらけになるので不思議です。
リーダーとしてもこういう状況を作り出せたら、もう勝ちですね!
さて、本日は以上となります。
フォロワーシップという言葉は聞き慣れないと思いますが、身につけると、チームが活性化し、リーダーからは感謝され、自分の評価も上がっていくという、向上心のあるビジネスパーソンにとっては必ず身につけたい能力となります。
本日のエントリーを読んで、このスキルを身につけていただければ幸いです。
また、人間力を高めていくことで、この力は更に効果を発揮します。
例えば、引き出しが多ければ、より建設的な提言ができます。
人間力を高めるためには読書がやはり近道です。
時間のないビジネスパーソンでもインプットが捗るツールやサービスがあるので、興味があれば使ってみてはいかがでしょうか。
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ではまた次回お会いしましょう!
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