ビジネスを立ち上げて不安定な時代を乗り切ろう!チャンスを掴むために必要な心構えを紹介!

こんにちはmonoconです。

不安定さを増す時代にあって、副業を始めたり、これからビジネスを始めてみようと思っている方もどんどん増えているように思います。

また、すでに独立している人もビジネスの幅を広げるべく様々に努力をされている方が多くなっているように思います。

しかし、ビジネスを軌道に乗せることはそう簡単ではないですし、なかなか努力が結実せず焦ってしまうこともありますよね。

大切なのは成功するまで続けることですが、成功を前に嫌になって辞めてしまう方が多いと言われています。

それは人情として致し方ないことだと思いますし、私自身よくわかります。

ただ、やっている努力の方向性としては間違っていないと思いますので、成功確率を高め、楽しく事業を続けるためのコツについてお話したく思います。

起業に特別な能力はいらない

事業を起こしたり、起こした事業を続けていける人たちは特別な発想力や天才的な経営センスが必要だと思われがちですが、必ずしもそうではありません。

スティーブ・ジョブスが簡単には生まれないということは感覚的にお分かりいただけるかと思います。

このような人たちがどうしても脚光を浴びがちですし、非常に目立つので、経営者はこういう人たちだと思われやすいだけで、大成功している企業もほとんどは、普通の人たちが興した企業で、殆どが独創的なビジネスではないのです。

冷静に考えてみてください。
特別イノベーティブな会社を何社思い浮かべられますか??

もちろん最初に市場を開拓した企業はデファクトスタンダードを獲得し、優位性を保ちますが、これは大きなリスクを負ったことに対する見返りです。

リスクを負ってでも優位性を獲得したいという乾坤一擲の勝負が必要なシーンもいつかはあるかもしれませんが、これから事業を起こそうという段階でそれが必要かどうかは検討の余地があるかと思います。

というか、ほぼ確実に不要だと思います。

リスクを極力抑え、成功確率の高い事業を興す方が間違いなく良いということは説明の必要もないことと思います。

参考≫事業アイデアなしでも起業できる、簡単な起業方法を教えます。

事業を軌道に乗せるために必要なこと

では、具体的にどのようなポリシーで事業に向かい合うと成功率が高まるでしょうか。

monocon的には以下3点を重視することをお勧めします。

  1. ①リスクを取らずに準備を進める
  2. ②ゆっくりチャンスを待つ
  3. ③ストレスを溜めないこと

①リスクを取らずに準備を進める

リスクは取らないに越したことはありません。

歴史を紐解いてみても、版図を広げた戦国武将たちは徹底的にリスクを避けました。

かの織田信長ですら、桶狭間の戦い以外は博打的戦いを選択していません。

桶狭間の戦いも、大軍で攻められ、放置していれば確実に国が滅びるというところまで追い詰められたがために一か八かの賭けに出ただけで、できることならばこの戦いも避けたかったでしょう。

『尾州桶狭間合戦』(歌川豊宣画)

その証拠に、その後は近隣の強国である武田や上杉に対して誠心誠意、必要以上に謙り、攻め込まれないための工夫に全力を尽くしています。

結果、尾張半国という小さい領地から日本一等の領地を持つ大大名にまで成り上がりました。

ちなみに余談ですが、桶狭間も最近では博打的戦いではなく、綿密な準備の末、勝つべくして勝ったという説があるようです。

秀吉や家康も同じくリスクを避けるために全力を尽くしていますよね。

秀吉は人の心理を巧みに操り、win-winの関係を構築することで実際の戦闘になるケースを極力減らしたり、仲間を増やすことが上手かったと言われます。

織田の遺児を担いで、いつのまにか織田の領地を自分のものにしている手腕も見事です。

実効支配にこそ意味があるということをよく知っていたんですね。

目的(国取り)と手段(戦闘)を見誤っていないところもポイント高いですね。

はい、徹底したリアリストです。

『豊臣秀吉肖像』

家康に至っては天下を争う実力があるにもかかわらず、その素振りを見せないまま、その確率が最高に高まるタイミングまで何十年も我慢し、自力を蓄えることに人生を費やします。

家康も秀吉同様、周りの武将に恩を売り、律儀の人と思われ続けることで、味方を増やしています。

結果は皆さんご存知の通りですが、ものの見事に完全に日本を掌握することに成功しました。

『徳川家康肖像』

さて、ここから重要な学びがあります。

成功に近づくために、初期の段階(信長)では、失敗のリスクを下げ、どうしたら成功するかをよく検討の上、勝てる戦いにだけ臨むことで、まずは軌道に乗せるということができるということです。

信長の事歴は、多少強引に進めた方が、より売り上げは上がるが、予期せぬ失敗や反発を受ける可能性があることも同時に示唆しています。

次のステップ(秀吉)では、仲間を増やし、自分だけの利益を追求するのではなく、仲間にも適切なリターンを与えることで、反発を防ぎ、地盤を強固なものとし、より大きなリターンを安定して獲得することにつながると教えてくれます。

また最後に、大きな賭けに出る時(家康)は、成功の確率が高まるその瞬間までじっと我慢し、自力を溜め、味方を増やし、ここぞというところで勝負することの大切さ を示してくれます。

勝利の確率を限りなく高めていることで、もはや賭けの要素は非常に薄いですが。

事業案は計画はたくさん作ろう

これらをビジネスに落とし込んだ時、戦略や戦術に当たるのが事業計画になってきます。

かつての戦国武将がありとあらゆる手を考え、成功確率の高い道を選んだように、ビジネスにおいても、とにかくたくさんの事業案を生み出し、選択肢がいくつもある状況をつくりだしましょう。

その中で 最も成功確率が高く、リスクが最も低いとおもわれる事業を選べば、自ずと道は開けてくるでしょう。

またこの時、事業計画を自分で評価するだけではなく、利害関係のない第三者に評価してもらうことでさらに成功確率が上がります。

自己評価だとどうしても甘い採点になったり、楽なものを選択しがちだからです。

会社員であることを続ける

また、いきなり独立もありだとは思いますが、会社員としての立場を捨てずに副業にチャレンジするのも非常に有効です。

安定した経済基盤があると、副業では思い切った手が打ちやすくなります。

先述したように、思い切った手を打つことはリスクを負いますが、リターンも大きいので、いきなり大きくスタートを切ることにつながったり、成功の可能性が五分五分であってもどうしてもやりたい事業にチャレンジするための助けになります。

好きなことをやるのは良いことです。
結果が出なくても過程も楽しめますからね!

②ゆっくりチャンスを待つ

また、成功する確率を上げるためには、時期を待つことも大切です。

未来のことはわからないので、綿密に計画を立ててもあまり意味がありません。

それよりはとりあえず動いて、状況を肌で感じ取ってみましょう。

その上で勝負のタイミングを見計らい、無理なく「行ける」という確証を持って勝負に出ることをお勧めします。

参考»計画倒れを防ぐために!着手主義でいこう

ここでいう勝負とは、事業を本格的に始めるタイミングや、始めた事業を一回り大きくするような投資をするタイミングを指しています。

無理しても失敗する可能性が高まりますからね。しっかり時期を見極めましょう。

ポイントは遅すぎず早過ぎず です。

早すぎると市場が熟しておらず、どのようなリスクが潜んでいるかの情報が足りなかったり、マネタイズに時間がかかる可能性が高いです。

博打性が高まりますね。

逆に遅すぎると、美味しいところは先発組に占められてしまい、利益率の低いビジネスになったり、認知されるための労力がかかり過ぎてしまう恐れがあります。

いつでも行ける準備をしつつタイミングを逃さずに波に乗ることが大切なんですね。

③ストレスを溜めないこと

また、事業を起こすとなるとなかなか軌道に乗らなかったり、チャンスが訪れなかったりで、ストレスが溜まることも少なからずあるかと思います。

一番良いのは、ビジネスが軌道に乗るまでの道のりを楽しめることではありますが、我々は人間ですから、時に落ち込んだりすることもありますし、いつもいつも楽しい気持ちで物事に取り組めるわけではありませんよね。

そんな時に腐ってやめてしまっては元も子もありませんから、メンタル面のケアもしっかりやりましょう。

とにかく、第一にストレスを溜めないことです。

今を生きる

不安なことばかりを考えるとストレスホルモンが増大して、免疫細胞を減らし、不活性化させていくのだそうです。

先に起こることは誰にも分かりませんから、あまりに不安がっても仕方ありません。

未来に続く点としての 今を全身全霊で感じながら、全力で生きる ようにしましょう。

今を楽しめないと、未来も楽しめないですよね。

成功した時のことも考える

また、今がつまらないと、未来もずっとつまらない、代わり映えのない人生が待っていると思ってしまいがちです。

しかし、それは間違いです。

行動によって未来はいくらでも変わるのです。

うんざりしたら、成功した未来を想像してみましょう。

それだけで、未来に希望が持て、楽しい気分になれるはずです。

楽しい思い出を思い出す

ポジティブな気持ちになるためには、楽しいことを心に思い浮かべるだけで良いのだそうです。

毎朝1分、楽しかった思い出を思い出し、心に余裕を取り戻しましょう

ストレスの緩和についてはこれまでも紹介してきましたから、そちらも読んでいただければと思います。

参考≫心配事があると、パフォーマンス低下を招く。心配事を取り除く方法をご紹介!

参考≫ストレスは貯める前に予防が大切。ストレス発散しなくて良い生き方で幸せになろう!


さて、本日は以上となります。

本日のエントリーを参考に、皆さんのビジネスが成功すれば幸いです。

また、ビジネスの成功のためにはインプットが非常に大切です。

見識が狭いとそれだけで不利になってしまいますからね。

時間のないビジネスパーソンにとってはインプットの時間もなかなか取りづらいかとは思いますが、今は隙間時間でガンガンインプットできる、便利なツールやサービスがあるので是非活用してみてください。

では、また次回、お逢いしましょう。


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