こんにちはmonoconです。
仕事をする上でだけでなく、 生きて行く中でメンタル的に落ち込むこと ってよくありますよね。
人間として生きている以上、これは避けられないことかと思いますが、できれば心穏やかに過ごしたいものです。
こういったメンタルの不調の原因は様々な不安に根ざしたものになるかと思いますが、本日はこれら不安のメカニズムを明らかにし、不安と上手に付き合う方法についてお話ししていけたらと思います。
今回のポイント!
不安のメカニズム
人は未来予測はできない
人は未来を見通すことができません。
実際、将来何が起こるかなんて全くわからないですよね。
社会情勢や家庭環境、その他諸々の外的要因によっても自分の状況は変わります し、もしかしたら、来年急に思い立って新しい事業を起こすかもしれませんよね。
私も5年前の自分が今の状況を想像できるかといえば、100%不可能だと断言できます。
それにもかかわらず、人は悲観的な将来を想像して不安になるのです。
不安は生命維持装置
そもそも不安は何故起こるのでしょうか。
近年、脳の研究が進み、扁桃体やBNSTと呼ばれる脳の器官による影響が指摘されています。
受け取った情報が扁桃体に到達すると、それが危ないものかどうかを判断します。
危ないと感じるものについては恐怖や不安を感じさせ、人に行動を起こさせるのだそうです。
プリミティブな時代は、例えば猛獣を見れば恐怖や不安を感じ、生存のために逃げたり隠れたりするという行動を取ることにつながりました。
つまり、 不安は生命維持のために重要な役割を担っていた ことになります。
生物にとっての優先順位最上位にあるものは生命の維持ですから、 人体にとって不安を感じさせるということは超重要事項 になります。
現代における不安
しかし、現代においては、命の危険を感じるケースは圧倒的に少なくなっている一方、不安を感じるメカニズムは原始の時代のままなので、 過剰に不安を感じる ようになっています。
人類の20万年の歴史のうち、現代のように高度に安全な社会が成立したのも、医療技術が発達したのも、せいぜいここ100年程度なので、体がまだついていっていないんですね。
でも、命の危険があまりないのに、不安になってしまうのは何故なんでしょう??
良い着眼ですね。それは、現代の情報量の多さが影響しています。
現代では、1日で江戸時代の一年分の情報を受け取っていると言われています。
2〜3ヶ月ほどで一生分ということですね。それは多いです。
人の脳はその情報処理能力が追いつかず、混乱を生じ、不安に駆られてしまうことになります。
なるほど。。
また、SNSなどでは、キラキラした投稿が躍りますよね。
経済的に大成功している人や、充実した人生を謳歌している人たちが、マウントを取りに来ます笑
本当はそのような人たちがほんのひとつまみの少数派だったり、裏では人には言えない問題を抱えていたとしても、そこには想いを至らせることなく、 自分の現地点と比較して、「自分の努力が足りないのではないか」、「これで良いのだろうか」と不安になってしまう のだそうです。
うーん、身に覚えあります。
私もです。
メンタルを最強に保つために
さて、そんな情報過多な環境の中、やられやすいメンタルを最強に維持し続けるにはどうしたら良いでしょうか。
ポイントは以下4点になります。
- ①本質的であれ
- ②考えすぎない
- ③ポジティブであれ
- ④行動の原動力に変えよう
①本質的であれ
物事を本質的に捉えるようにしましょう。
自分の願いや、やりたいことについて、心の底からそう思っているのか、今一度見直してみても良いかもしれません。
この時、 頭であれこれ考えてしまうと、色々な情報が邪魔して本当の想いに気づきづらくなる ので注意してください。
毎日、日記的に嬉しかったこと、心地良かったこと、嫌だったことをメモしていくと、本当に心が求めていることを認識することができるので、お勧めです。
これが認識できたら、7つの習慣で言うところの、ゴールの設定をすると良いですね。
参考≫『7つの習慣』をmonocon的視点で要約。人生豊かに生きましょう!
自分がどこに向かって歩けば良いかの指標になるので、最初にやっておくと良いです!
②考えすぎない
物事を考えすぎないようにしましょう。
悩みを長く抱えすぎることはメンタルを疲弊させます。
そもそも、 人が処理できる情報には限度があり、あまりたくさんの情報を集めて、あれこれ考えても最適な回答には到達できない という研究結果もあります。
脳は無意識下でもしっかり働いており、情報を取捨選択してくれているので、直感的に感じたことが正解であることも多いのです。
どうしても答えが出ない時は、考えるのをやめ、脳に勝手に働いてもらい、しばらく放置するのが正解です。
次の日には妙案が浮かびやすくなっています。
たしかに、悩み事を1日寝かせると、すんなり解決の手立てが見つかることってよくある気がします。
そうですね、私もよくあります。
ちなみにこの脳の働きをデフォルトモードネットワークといいます。
③ポジティブであれ
どうせ未来のことは分からないですし、くよくよしてメンタルを疲弊させるのは無意味です。
悩み事の9割は実現しない ので、ネガティブな感情は破棄しましょう。
それよりも、人生をどう構築したいかを念頭に、建設的な人生プランを練っていきましょう。
長期プランで、確実に幸せにつながる道を歩んでいくことが大切です。
ステータスやビジネスの成功も大切ですが、大局的に人生を考えた時には、実はそれほど重要ではなかったりします。
あくまでもこれらは一時不安を取り除くだけの気休めくらいに考え、あまり固執しすぎないようにしましょう。
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④行動の原動力に変えよう
とはいえ、不安が人間からなくなるわけではありません。
現代で生きている以上、どうしても 大量の情報に晒されますし、20万年培ってきた生命維持装置の不安の感情がなくなるわけでもない です。
ふとした拍子にどうしようもなく不安に苛まれることもあると思いますので、上手に付き合って行くことも大切です。
意味のない不安だと心静まるのを待っても良いですし、冒頭で触れたように、不安は人を動かす力となりますから、不安の力を逆手に取り、何か行動を起こすきっかけにしても良いと思います。
私も人生に不安を感じたときに、転職活動をしましたし、独立もしました。
大きな決断の裏には大きな不安があったことは事実ですね。
さて、本日は以上となります。
いかがだったでしょうか。
不安とうまく付き合って、メンタルを安定させていけたら人生幸せですよね。
人生なるようにしかならないということですね。
また、不安解消のためには読書も有効な手段だと思います。
自分の世界を広げることで、様々な可能性に気づけますからね。
私がインプットに使っているツールとサービスをご紹介しておきますので、よかったら参考にしてみてください。
ではまた次回お逢いしましょう!
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