視座を高めることで仕事をイージーモードに切り替えよう

こんにちはmonoconです。

仕事をする中で、今一つ話の流れが掴めない時や、上司の考えが分からない経験をしたことはないでしょうか。

私も若い頃はよくありました。

それは もしかしたら視座の低さが原因 になっているかもしれません。

視座とは、どの高さからものを見ているかというビューポイントを意味します。

視座が低いとどうなるんですか?

視座が低いと、木を見て森を見ずという状態に陥っていることがしばしば発生します。

自分の視座の高さでは木としてしか認識していなかったものに対して、上司や先輩は森を見て会話をしているから、会話の流れが掴めなかったりするんですね。

これは向上心のあるビジネスパーソンとしては捨て置けないところですね。

ということで、本日は視座を高める方法をお伝えしていけたらと思います。

視座が低い人の特徴

まず、どうして視座が低くなってしまうのかを考えてみましょう。

おそらく 視座が低い人は、自分の視座が低いかどうか認識すらしていない と思います。

意識しなければ、視座を高くしようが有りませんよね。

自分の視座が低いかどうかはどうやったらわかりますか??

そうですね、これは私の経験上、以下3タイプの人が陥りやすい印象があります。

  1. ①作業者気質タイプ
  2. ②場当たり対処タイプ
  3. ③垣根を作るタイプ

①作業者気質タイプ

作業者気質の人は、自分に割り当てられる仕事をこなすことに熱中し、その仕事が大きい視点で見た際にどう生かされているのかを意識していない傾向にあると思います。

そうなると、まさに木を見て森を見ず状態ですよね。

もし心当たりがあれば、要注意です。

自分の仕事が、何らかの部品を作る仕事だったとしても、完成したプロダクトは何なのか、また社会にどう影響を与えているかまで想いを馳せられるようになると良いですね。

② 場当たり対処タイプ原因

これは、何か問題が発生した時に、その原因を完全に究明することなく、特に検討もなく対症療法で表面的に乗り切ってしまうことが習慣化しているタイプの人です。

根本解決は本腰を入れないといけないですし、大変なのはわかりますが、毎度場当たり的に表面上の対処で誤魔化してばかりいる習慣が身に付いてしまうと、やはり木を見て森を見ず状態に陥ります。

全体を見て費用対効果的に、戦略的に対症療法とするのはもちろんOKですよ。

ここで言及しているのは、 戦略をたてすらせず、思考停止して、場当たり対応をする習慣 のあるタイプのことです。

③垣根を作るタイプ

内と外の垣根を作ってしまうタイプです。

よくいますよね。自分の部署や自分の仕事と多部署や他人の仕事は別物であると切り分けてしまう人

自分や自分の部署が何を目的として仕事をしているのかを忘れてしまうと、この状態に陥ります。 組織として全体最適となる方法よりも、自部署が最適に動ける状態を良しとしてしまう ため、どうしても視座が低くなります。

これらに当てはまる、心当たりがある方は視座が低い可能性が高いですので、要注意です。

しかし、少し意識を変えるだけで、視座は高めることが可能なので、以下ではその方法についてご紹介していきたいと思います。

視座を高める方法

視座を高めるためには、以下3点を意識してみてください。

  1. ①上のポジションからの視点を持つ
  2. ②目的意識を持つ
  3. ③全体を把握する習慣を持つ

①上のポジションからの視点を持つ

会社勤めの方は、自分より少し上のポジションの人がどのような視点を持っているか意識してみましょう。

あなたが平社員なら課長の視点、課長ならば、部長の視点を持つことでより高い視座出物を見ることができるようになります。

例えば、平社員である自分の作成している部品が課全体ではどういう意味を持つのか、課長の視点を持つと見えてきます。

少し余裕があれば部長や社長の視点を持っても良いです。

部長の視点を持てば、課で作成しているプロダクトが、部としてはどのような位置付けとなり、社長の視点を持てば、社としてはどのような位置付けとなるのかが見えてきます。

確かに上のポジションの視点に行くに従いどんどん視点が上昇している感じがします。

そうですね。この習慣が身につくと、視座が高まり、全体最適のためにどう動くべきかがよくわかってくると思います。

上司との会話も合うようになりそうですね。

全くその通りですね。

②目的意識を持つ

自分の仕事の目的意識をしっかり持つようにしましょう。

仕事には目的があるはずです。自分に課せられたタスクは何を成すためのパーツなのか、しっかり理解するようにしましょう。

それだけで、木を見て森を見ず状態から脱することができ、視座を高く保つことにつながります。

③全体を把握する習慣を持つ

仕事に限らず、全てにおいて全体を把握する習慣をつけましょう。

例えば家庭内で家族が言った一言に対しても、その背景を理解していることで、「こういう意図があってのことだな」と話題の全体像と、リンクして聞くことができるようになるのでコミュニケーションが適切に取れることになります。

大局的なものの見方は視座が高くないとできませんので、全体把握しようとする意識を持っていると、自然と視座が高くなります。


さて、本日は以上となります。

視座を高く持つことは コミュニケーションを円滑にし、仕事上の工数の浪費を防ぐ効果 があるので、ぜひ身につけてみてください。

また、視座を高く保つためには、視野を広げることも大切ですが、これにはインプットを増やすことが、大きく貢献します。

時間のないビジネスパーソン向けのインプットのツールやサービスを参考までに以下に紹介しておきますので、興味があれば試してみてください。

ではまた、次回お逢いしましょう!


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