こんにちはmonoconです。
みなさん、自分自身を認めてあげていますか?
日本人は先進諸国と比べても自己肯定感が低い国民性なのだそうです。
アメリカでは9割弱が自分自身に満足している一方、日本では約半分の4割5分程度しか自分自身に満足していない。
自己肯定感が低いと、大変生きづらいのではないかと思います。
なぜならば、 自分の行動が正しいと自分で感じられないなら、何をするにも自分の意思では動けない ことになるからです。
本当は正しいことでも、行動に移すことを躊躇し、チャンスを逃すことにもつながります。
息苦しい生き方だし、苦しい割に見返りもないので、損ですよね。
人生の難易度を無駄にあげている感じですね。
ということで、向上心のあるビジネスパーソンであれば、高く維持しておきたい自己肯定感の上げ方について本日は解説していきたいと思います。
今回のポイント!
自己肯定感が低いことによる弊害
まずは、自己肯定感が低いと、どういう弊害があるのかをまずは確認してみましょう。
自己肯定感が低いと、 自分を認められず、「人の目を気にしすぎてしまう」という心理状態 に陥ります。
結果以下のような弊害が発生します。
- ①多数派が正しいと錯覚
- ②自分が他人にどう思われているかいつも不安
- ③自発的な行動を起こせない
いずれもビジネスパーソンとしては排除したいところですね。
以下で少し詳しく解説します。
①多数派が正しいと錯覚
同調圧力に屈するといったところですね。
自分が正しいと思えないから、多数派の意見を「正」として拠り所としてしまう 心理が働きます。
これが慢性化すると、思考停止して、多数の意見を待つ「意見ウォッチャー」になってしまいます。
自分の思いも定見もなく、ただただ多数派の意見を自分の意見と錯覚し、その考え方に反する人は排除しようとする、とてつもなく面倒な人種です。
こうなると、組織内では「モブ」の一人になってしまいますから、当然ビジネスでも評価はされず、埋没していきます。
②自分が他人にどう思われているかいつも不安
①で述べたように、メジャーな考え方から外れることを「悪」と捉えてしまうので、自分の行動がメジャーな考えに則っているか、いつもキョロキョロしてしまう状態 です。
何か行動を起こす際に、その行動はメジャーな考え方に則っているかが不安で、萎縮してしまうことになります。
自然、誰かのフォロワーになりますので、リーダーシップは発揮できませんし、組織内で評価されることは難しいでしょう。
とはいえ、時々「手堅い人」などという評価でそれなりのポジションにつく人もいるんですよね。
ただ、そこから特別な成果はあげられないですし、頭打ちにはなります。
それに、組織の評価云々以前に、心が休まらないと思うので、この状態からは脱したいですね。
③自発的な行動を起こせない
自分を信用できず、大多数の他人の意見を是としているので、当然自分からは行動を起こせなくなります。
指示待ち人間になりますし、仕事に対する定見もなく、言われたことをただこなすだけになるので、質の低い仕事しかできません。
当然ながら、組織を運営していく立場にはなれませんし、やはり組織における「モブ」扱いになります。
これが慢性化したままベテラン社員になると、自分からは何もしないのに、同調圧力を強要してくるタイプに進化(?)したりします。
ああ、いますよね。評論家タイプの人。
自分で何もせず、遠くから吠えているだけの。。
そうですね。自分で考えていないから、行動を起こすこともできないですし、誰かが言っていた意見を、したり顔で述べるだけの人ですね。
組織の成長を妨げる原因になるので、本当に迷惑です。
自己肯定感を高めることのメリット
さて、では逆に自己肯定感を高めると、どういうメリットがあるでしょうか。
上記の弊害がなくなるだけでだいぶメリット感ありますが、以下2点がビジネスパーソンにとって特に有益かと思います。
- ①さまざまなことをポジティブに捉えられる
- ②失敗に強くなる
自己肯定感が高いということは自分の考え方に自信が持てるということです。
もちろん、根拠のない自信は毒になりますが、 事実に基づきしっかり検討し、考慮した結果の考えであれば、しっかり自信を持って然るべきもの です。
その自信に基づいた行動であれば、例え結果が失敗に終わろうとも
「自分の考えが間違っていたから、失敗したんだ。僕はダメなやつだ」
とはならず
「これだけ準備して失敗したのなら、仕方ない。誰がやっても失敗しただろう。今回の失敗も糧にして、次回は成功につなげよう」
とポジティブに捉えることができるようになります。
自分が正しいと思うことをしたのだから、あとは天の采配である、と不必要にクヨクヨしないでいられるのですね。
こうなると失敗を恐れることはなくなり、どんどん新しいことにチャレンジすることができるようになります。
自己肯定感を低下させる原因
さて、ここまで自己肯定感が低いことの弊害、高いことのメリットを紹介してきましたが、自己肯定感が高い方が良さそうだぞ、ということはお分かりいただけたかと思います。
では、なぜ自己肯定感が低くなってしまうのでしょうか。
monocon的には 「自分の軸がない」ことが大きな原因 であると思います。
子供の頃から学校などで、集団生活を強いられ、協調性を重視され続けた結果、自分の軸を持つ習慣が持てない子供が量産され、そのまま大人になっていく人が非常に多いということが背景にあるかと推測します。
「自分の軸」がないと、こだわりも持てないですし、あらゆることに対し、なんでも良い、どうでも良いと感じてしまいがちになります。
人と同じようなファッションに身を包み、ブームに乗っかり、人と同じようなものを好きになり(本当に好きか怪しいですが)、何に対しても自分だけの意見を持っていない人、要注意です。
マスク警察、自粛警察もこの仲間ですね。
その通りですね。
周りがどう言おうが関係ない、事実に基づいた自分なりの考えを持つようにしましょう。
また、当たり前ですが、公序良俗に反するような考えはダメですよ。
自己肯定感を上げるために
では、最後に自己肯定感の上げ方についてご紹介します。
以下2点について意識するようにしてみてください。
- ①自己受容
- ②視野の拡大
①自己受容
ありのままの自分を受け入れるという意識です。
人の目を意識しても仕方ないですし、人の目が正しいとは限らないと考えるようにしましょう。
冷静に考えてみたら、 人の目を気にしても気にしなくても、大勢に影響はない ですよね。
だったら人の目を気にせず、楽に生きたら良いのです。
むしろ人の目を意識しない方が、人生は好転することは間違いないです。
人の目を意識しすぎることは、「人の目」なるものの奴隷に等しいです。
自由な人生を歩みましょう。
②視野の拡大
視野が狭くなると、自分の中で価値基準が育たず、人の判断をよりどころにしがちとなります。
自分で判断できるように、価値基準を育てましょう。
そのためには、たくさんの経験を積むことが重要です。
実際に さまざまなことをやってみるのも良いですし、本などを読んで見識を深めるのも良い です。
特に、これまで知らなかったことを調べてみたり、やったことのないスポーツに挑戦したり、行った事のない土地に旅行するなど、自分の殻を破るようなインプット体験にチャレンジしてみてください。
これは地頭を鍛えるのにも役立ちます。
また、所属コミュニティを増やすことも自分の視野を広げるためには効果が高いです。
今の職場などでの価値観に晒されすぎるとそれが全てだと錯覚してしまいますが、他のコミュニティに参加すると、多様性に触れることになります。
企業文化という言葉があるように、組織が違えば文化が全く異なります。
転職した方や、大企業で他部所に移動した経験がある方はなんとなくわかるかと思いますが、全く別の世界が待っていたりします。
こういう多様性に触れると、正解は一つではないということもわかりますし、何処か一つの小さい組織の文化に染まる必要などない ということがよく分かると思います。
身近にも家庭、企業の他に、趣味のスクールやスポーツサークルなどさまざまなコミュニティがありますので、是非複数のコミュニティに参加するよう意識してみてください。
もちろん転職してみたり、独立することで見識を広げても良いと思います。
さて、いかがだったでしょうか。
自己肯定感を高めると、人生の難易度が下がり、幸福度が上がりますので、ぜひ実践してみてください。
今日の話でインプットの重要性についてお話ししましたが、参考までに私がインプットに使っているツールやサービスのリンクを以下に貼っておくので、興味があれば真似してみてください。
では、また次回お逢いしましょう!
コメントを残す